情報セキュリティマネジメント試験に合格した話
2019年の春期に本試験に合格しました。
その時のことについてまとめています。
情報セキュリティマネジメントとは
情報セキュリティマネジメントとはセキュリティ人材の育成を目的として創設された試験となります。難易度のレベル的には「情報処理技術者試験」の中でITパスポート、基本情報技術者試験の間に位置します。また本試験は平成28年度春期試験から始まった、新しい情報処理技術者試験の一区分です。
試験について
セキュリティマネジメント試験はのマークシート形式の試験です。複数の選択肢から1つまたは複数選び、用紙に記入しながら進めていく形になります。
本試験の受験日程については春期と秋期の年2回の実施となります。
試験の申し込みは下記にて行うことができます。受験料は5700円です。
申し込み受付期間:試験のおよそ3か月前から2か月前まで
試験日 :春期試験:4月の第3日曜日、秋期試験:10月の第3日曜日
試験時間は午前、午後と2つに分かれて実施します。
午前:90分(9:30~11:00)
午後:90分(12:30~14:30)
問題数は以下となっています。
午前:小問50問
午後:大問3問 (文章問題となっており、問が30問ないくらい出題されます)
合格については100点満点中60点が合格ラインとなります。午前60点以上、午後60点以上でなければ合格できません。
受験したきっかけ
現在、勤務している会社ではIPAの試験は受けるように義務付けられており、難易度の低いものから受けていこうと思って受験しました。(受かりやすそうな試験だと思った)
勉強について
基本的には午前の問題を暗記する形がベースの勉強法で会社の生き帰りの電車通勤(片道20分)の中で勉強していました。家で勉強するときは日に1時間程度。
下記アプリを使用し勉強していました。※現時点の最新版を掲載
午前の内容が頭に入ってきたころに午後問題に取り組みました。(午前の知識が午後でも必要となるため) 午後問題は文章問題となっているので、書籍を購入して、問題に慣れることに努めました。読み解く力が必要となります。
筆者は以下の本を購入しました。こちらは過去問がPDFとなっているものダウンロードできるのでタブレットで勉強するのに役立ちました。 ※現時点の最新版を掲載
(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和2年度
- 作者:株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月,齋藤健一
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2019/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
総評
実は3回目にして合格しました。過去2回は1問足らずな結果に終わっていました。仕事が忙しく、あまり勉強に手をつけれなかった部分はありますが、試験の難易度としては決して高くはないのでショックではありました。3回目は仕事も落ち着いており、勉強する余裕があったので、良い結果に繋がったと思います。
点数の方は記録をしておらず、示せるものがありませんが、7割程度の正答率だったと思います。
3回も受験していますが、先ほども記載しています通り、決して難易度が高い試験ではありません。暗記すれば十分に答えれる問題ばかりなので、ITの知識がない人でも適度に勉強すれば全然合格できるような試験といえます。
昨今、情報化が進み、パソコン・スマホが当たり前の時代になりました。そのような中でいつどこで情報が流出するかわかりません。そのリスクを認識するためにもセキュリティ面で気を付けたい・勉強したいと思いましたら、本試験を受けてみるのも良いかと思います。