基本情報技術者試験に合格した話
2019年の秋期に本試験に合格しました。
その時のことについてまとめています。
基本情報技術者試験とは
基本情報技術者試験とは情報処理技術者試験制度のスキルレベル2に相当する試験となります。IT技術者には登竜門的な試験として受験者数も毎年10万人以上の方が受験する人気のある国家資格となっています。
試験について
基本情報技術者試験はのマークシート形式の試験です。複数の選択肢から1つまたは複数選び、用紙に記入しながら進めていく形になります。
本試験の受験日程については春期と秋期の年2回の実施となります。
試験の申し込みは下記にて行うことができます。受験料は5700円です。
申し込み受付期間:試験のおよそ3か月前から2か月前まで
試験日 :春期試験:4月の第3日曜日、秋期試験:10月の第3日曜日
試験時間は午前、午後と2つに分かれて実施します。
午前:150分(9:30~12:00)
午後:150分(13:00~15:30)
問題数は以下となっています。
午前:小問80問
午後:長文形式の問題が計13問(の中に小問が複数)出題され、その中から7問を選択しますが、内2問は必須となっています。
合格については100点満点中60点が合格ラインとなります。午前60点以上、午後60点以上でなければ合格できません。
受験したきっかけ
現在、勤務している会社ではIPAの試験は受けるように義務付けられており、難易度の低いものから受けていこうと思って受験しました。現在、SGを取得しており、次のレベルである基本情報を取得しよう受験しました。またIT業界に身をおいて3年目となり、そろそろ取得しておきたいと思いました。
勉強について
基本情報技術者試験は試験はこれまで受験してきたITパスポート・セキュリティマネジメントより難しい認識がありましたので、勉強の期間は十分にとって4か月くらい勉強をしました。
午前の小問問題については過去問の暗記がメインの勉強法となります。
下記アプリを使用し勉強していました。※現時点の最新版を掲載
直近で過去3年間分をひたすら勉強して覚えました。直近で過去3年は問題の出題傾向は毎年変わりますので、そこまで遡らなくて勉強しなくても良いかなという考えで行っていましたが、5年分くらいすれば安心かと思います。私は計算問題が得意ではありませんでしたので、そこにはあまり注力しておりません。
暗記であれば、上記のアプリで十分ではありますが、アプリは解説が充実しておりません。 解説が見たいような問題については書籍で対応しておりました。以下の書籍を参考にしていました。このポケットスタディは要点が上手く纏められており、ポイントポイントを押さえている内容となっています。そのため個人的には見やすいものでした。過去問も記載されていますので、解説以外にも役に立ちました。
午後は選択式の文章問題です。こちらは暗記というよりも文章問題に慣れることが重要となります。午後の勉強法ですが、以下の書籍を読み込みました。
こちらも午前のものと同様に要点を上手くまとめられている書籍となっています。文章問題の慣れや出題傾向をつかむのにひたすら参考書を読んでるだけでも、十分に勉強になっていました。(問題を解く必要な知識は午前でカバーできます)
ちなみにアルゴリズムやソフトウェア開発については完全に捨ててました。時間が取れなかったことや、よい書籍も見つけられなかったので、、、。一応、過去問も買ってみましたが、やる気が出ず全くしていませんでした。
総評
こちらは学生時代に何回か受験し落ちておりましたが、IT業界で仕事をするようになってから初めて受験し、合格することができました。以下が結果となります。かなりギリギリでした。
選択問題についてですが、データベースについては仕事上使う場面があり多少の理解はありましたので選択しております。ソフトウェア開発は計算表を選択しておりますが、これに関しては適当に選択しております。計算表ですが、自己採点では1問しか正解しておりませんでした。
今回の合格は運によるものが大きいところが本音ですが、日ごろIT関連で仕事している傍ら、知らずしらずに成長はしているんだと思いました。
次は応用情報技術者試験を受験しようと思います。いつ合格することやら。。。