2020年5月に本試験に合格しました。
その時のことについてまとめています。

Linux Essentials の試験について
Linuxの管理者・運用者のための民間の資格試験です。
Linux EssentialsはLinux入門者向けの試験となります。Linuxの基本的な知識が問われます。
イメージ的にはIPA試験のITパスポートみたいなものでしょうか。
Linux Essentials の試験の概要については以下となります。
出題形式はCBT方式となります。(一部コマンド入力の問題もあります)
※CBT方式とはパソコンに問題が表示され、回答を選択する方式のこと
最寄りのテストセンターにて受験となります。
合格ラインは以下の通りです。
| 試験時間 | 出題数 | 合格ライン |
|---|---|---|
| 60分 | 40問 | 500点 |
※本試験の得点範囲は200-800点
受験費用は以下の通りです。
| 料金(税別) |
|---|
| 10,000円 |
試験のスコア

勉強について
この試験が日本で提供され始めてから、まだ日が浅いみたいで書籍が全然ありませんでした。
Amazonで以下のテキストを購入しましたが、あまりお勧めできません。
何度もお世話になっている「Ping-t」を活用しました。
ping-t.com
こちらのサービスを利用するのは基本的に有料ですが、Linux Essentialsの問題は無料で利用できます。
勉強時間についてですが、2週間くらいです。「Ping-t」をみっちりこなしました。
感想
業務でたまにLinuxを操作する場面があるのですが、マニュアルに沿ってコマンド打って操作するくらいで、何してるのかあまり理解していませんでした。そのため、少し勉強しようと思い本試験を受けることにしました。
当初はLPIC Level1を勉強しようと思っていたのですが、2つの試験に合格しないと資格が認定されないこともあり、「息が続くかな?」と心配になり(Oracle Masterで苦労したので)、色々情報を検索したところ、Linux Essentialsの試験を知りました。これなら気軽に受験できそうだなと思い受験することにしましたが、結果として受験して良かったです。今回の勉強でLinuxに関する基本的な知識は得ることが出来ました。
その他
いくつか試験を受けてきた中では、試験の難易度は低い方と感じました。Ping-tの問題を十分に理解していれば、問題なく試験は突破できます。問題の網羅性は流石でした。(Ping-t 様々です)
合格後にテストセンターにてすぐにスコアは分かりますが、LPIのサイトに結果が反映されるまで5~6時間ほどが掛かります。
あとで知りましたが、この試験の証書はPDFのみだそうです。
この試験の予約について、少し手続きが面倒です。下記にてユーザーの登録をしなければなりません。
1.ピアソンVUE社アカウントの作成
https://www.pearsonvue.co.jp/
2.LPI IDの作成
https://www.lpi.org/
